気まぐれMagyar ~ハンガリーからの調べ~
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音楽やお料理などクラリネット吹きの日々徒然なるままに・・・ from ハンガリー 
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カテゴリ:音楽・Zene( 32 )
Diplomaコンサート”トロンボーンとクラリネット”
昨日は2つのディプロマコンサート(卒業試験演奏会)がありました。

まず一つは、バストロンボーンの演奏会で、前半にBachのフルートソナタ BWV 1033を、弦楽四重奏とチェンバロの伴奏で演奏されました。
今まで、トロンボーンがそのような編成で演奏されるのを聴いた事が無かったので、セッティングされたステージを見て目が丸くなりましたが、これがとっても音色がマッチして美しいのです。
新たな発見でした。
2曲目はハンガリー人作曲家Szöllőssy andrásの「Hundred Bars for Tom Eerett」という作品で、これもセッティングを見たとき何が始まるのかドキドキワクワク・・・。
ステージ上にはパーカッションのボンゴとコンゴのみが設置され、2人だけのセッションがはじまりました。
メロディーを模写するようなリズムや、バストローンボーンは歌いながらの重音演奏はブラボーの一言でした。
バストロンボーンってこんなにカッコイイ楽器だったんですね~。
前半の最後は、トロンボーンカルテット(4本のトロンボーン)の演奏、彼がメンバーの一人でもある「Corpus Haesonakvartett」コルプストロンボーン四重奏は、世界中のさまざまな金管コンクールで賞をとっているグループで、その息の合った演奏にはとても聞き入ってしまいました。
完璧な純正和音を作り出されると、まるでパイプオルガンのようでホール中が共鳴するのです。これはちょっとした感動です。
ハンガリーの金管楽器のレベルはとても高く、私もこちらへ来てからホルンやトロンボーンなどの演奏会に好んで行くようになりました。 

さて、休憩を挟んで後半は小品のあとにコンチェルトです。
私も今回このコンチェルトでオーケストラの中で演奏しました。
曲は、こちらもハンガリー人作曲家のF.Hidasの「2本のとローンボーンのためのコンチェルト」です。 この曲ほんとうに めちゃカッコイイ!!!!
F.Hidasの作品については、以前ソナタを初演するという縁あって色々聴いたり研究していました。 トロンボーンにはもう一つ1本のためのコンチェルトもあり、ホルンコンチェルトとともにそれらもカッコイイのですが、この2本のコンチェルトは一番かっこよく、そして美しい!!!
3楽章からなっており、Hidas特有の奇数拍の拍子や、7度の和音がふんだんに使われています。
練習するにあたって、変拍子なのにヘミオレが出てきたりと、ちょっとリズム的に合わせるのが難しかったけれど、さすがに本番はみんなの集中力もあってうまくいっていました。
クラリネットの隣には、4本のホルンがいるのですが、曲の盛り上がりになると彼らが登場するのです、そしてまたハンガリーの素晴しいホルンですから、それはそれは一緒に吹いていて気持ちいいのです。
ホルンの音色の波に乗ってサーフィンでもしているような気分で演奏してしまいましたよ。(笑
本当にこの曲を一緒に演奏できたのが嬉しくて、こちらが有難う!という感じです。

Hidasさんも会場にいらしていて、とても今回の演奏が素晴しくて嬉しいと仰っていました。
DVDみるのが楽しみだなぁ~♪


そして、夜はクラリネットの演奏会でした。
私が来てから4年ですが、もう彼も卒業なのかぁ~寂しいなぁといった感じです。
一緒にイタリアに行った思い出を思い出したり、自分のようにドキドキしながら聴きました。
演奏会は大成功で終わり(ニールセンのコンチェルトは凄かったなぁ)夜は、寮で今日の2人合同のディブロマパーティーがあってお呼ばれしたので遊びに行ってきました♪
クラリネットの演奏会に行くと久々の対面(学校が違う子や先生方)に会えるので休憩時間もパーティーも楽しみです♪
昨日は、金管のごついお兄ちゃんたちもいてなんだかいつもと違った雰囲気で面白かったです。
トロンボーンと一見あまり関わりが無いように思っていましたが、今日の主役のお父さんも放送響のクラ吹きだったり、クラ吹き仲間の双子の兄はトロンボーンだったり、私の一番大好きな先生はトロンボーンだったりと、なんだかんだとパーティー会場で新事実が発見されすっかり馴染んでしまいました(笑
でもね、なじみついでにハンガリー語でシェーンベルクの12音音階について語られ始めた時は、「どうしようこの話題付いて行けるかな(汗)」と焦りましたが、無事会話を成立する事ができました!!(笑
しゅらふだったら無理だっただろうな・・・。
お酒が入ったほうが勢い付いてぺらぺらと話せる事があると思うのは私だけでしょうか?(笑

それにしてもいい一日でしたぁ♪


関係ないけど…
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Photo: 王宮のマーチャーシュ教会


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~ Tegnap Koncert ~

■ Veér Mátyás Dipromahangverseny
16:00~ "Zene Akademia Nagyterem"

F.Hidas : Kettősverseny (Harsona, Basszusharsona és Zenekar)
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by klarinette_hu | 2006-04-25 21:48 | 音楽・Zene
リスト音楽院 大ホール
昨日の出来事ですが、リスト音楽院大ホールである演奏会がありました。
Liszt Ferenc KamaraZenekarフェレンツ・リスト室内楽団の演奏会で、先日のウィーンヴィルトゥオーゾと同様 All Mozartプログラムでした。

一曲目にはとっても楽しい曲"Zenei tréfa"音楽の冗談。
曲の随所随所に、人を笑わせてしまうような仕掛けが隠れていて、同じようなメロディーやリズムをこれでもかと何度もしつこく繰り返したり、突如ホルンが音痴に吹き出したりみんなが思わず「ぷっ♪」と笑ってしまう事ばかり、そして最後はなんとちゃんとした和音で終わらず不協和音で終わってしまうのです。もちろん、すぐに拍手と共に笑いで会場はいっぱいになります。
でも、ホルンの音痴も最後のぐちゃぐちゃの和音もすべて楽譜に書かれている、すなわちMozartがわざと書いているのです。
この曲を聴いていて、「本当にMozartは人を驚かせたり、笑わせたりといった楽しい事が大好きで、楽しんで音楽を奏でていたんだなぁ。しかも音楽にそれが見事に表現できるってやっぱり凄い!」と思いました♪
そして、彼らもそれをもっと楽しんでもらおうと面白く演奏するからたまりませんね。
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そして、2曲目は4人の管楽器奏者のソリストによる
"Sinfonia concertante"シンフォニア・コンチェルタンテです。
ソリストは…
Oboe. Rácz Ottó (ハンガリー放送響)
Klarinét.Szatomári Zsolt (ハンガリー国立響)
Fagott. Lakatos Gtörgy (ハンガリーオペラ座)
Horn. Szőke Zoltán (ハンガリーオペラ座)       でした。

この曲は、何度も聞いた事もあるし私も演奏した事がありますが、昨夜の演奏は本当に素晴しかったです。(いや、ほんとにマジでっ!驚き!)
オーボエの軽くのびのびとした音、ホルンの完璧なまでのテクニック、下でしっかり支えながらリズムを刻みオーケストラまでも引っ張っていくファゴット、その間を埋めるように影役者にも表役者もクルクルと音色を操るクラリネット。
彼らはそれぞれソリストとしても活躍している演奏家たちですが、4人が集まる事によって更に音楽性が広がりゆるぎない物になっていました。
後ろのオーケストラを消し去るくらいの存在感…驚きです。
かといって、お堅いだけの演奏ではなくて見せるところではとても楽しく見せてくれるし、これでもかと技術的にも驚きを与えてくれるし、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
それにしても、ファゴットのLalatosの演奏はいつ聴いてもすごいです…。
周りを引き込むくらい音楽を作り上げ、同じ管楽器奏者としてもまるでCDを聴きながらボーリュームを操っているようなダイナミックの広さには驚愕の嵐。
pp(ピアニッシモ)でも音の粒一つ一つがしっかりホール中に響き、ppなのにオーケストラに埋もれない!! これってほんとに凄い…。

終わってから、楽屋にGratulál!おめでとう!を言いに行き、ちょっとお話をしてみると、クラリネットのSzatmári先生(リスト音楽院の先生の一人です)も、Lasatosも「この4人だったから出来たかもね」と言っていて、彼らにとっても楽しい一時だったようです。
いやぁ~ いい日だった♪

写真は昨日の演奏会です。
お気づきの方もいらっしゃるかもですが、演奏会によってはステージ上にも客席があるのです。
このホールも間近で演奏家の息遣いを感じられる近親感のあるホールですよ。


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by klarinette_hu | 2006-04-22 22:53 | 音楽・Zene
リハーサルと本番と
今夜はリスト音楽院の大ホールでウィーン・ヴィルトゥオーゾの演奏会がありました。
Mozartイヤーという事もあって、All Mozartプログラムです。
そして2曲目に名曲中の名曲である、クラリネットコンチェルト。
この曲はバセットクラリネット(A管)がオリジナルですが、近年では普通のA管クラリネットで演奏される事が多くなっていました。
でも、またここ数年のうちにオリジナルの楽譜を使ってオリジナルのバセットクラリネットで演奏する演奏家も増えてきて、ちょっとしたブームです。
今日のソリストである、オッテンザマーもその一人で今夜もバセットクラリネットでの演奏でした。

リスト音楽院の大ホールは、その夜に行われる演奏会のGP(ステージリハーサル)は午前10時ごろからお昼過ぎまで行われる場合と、演奏会の少し前夕方くらいに行われる場合があります。午後は主に学生のオーケストラ授業やパイプオルガンなどのレッスンで大ホールを使用するプログラムです。
今日は、ウィーンから演奏メンバーが到着した夕方からGPが始まりました。
リスト音楽院の学生は恵まれた事にこれらのリーハーサルを見学することができます。
潜り込むと言ったほうが正しい表現かもしれませんが…(笑
主催者やオーケストラの意向で見学が不可の場合ももちろんあります。先進国のオーケストラなどはいろんな契約が交わされている事もあるので、そういったことは割とあります。
私は、気になる演奏会のGPをなるべく見るようにしています。
なぜなら、その直前での確認作業ではポイントが要約されていてとても勉強になるからです。
自分が勉強している曲ならばなおさら、ステージに立つ立場になった時に最終チェックでなにをするべきか、自分の演奏したい方向に持っていくにはオーケストラとの関係をどのように作り上げていくのかなどなど、演奏会だけでは知る事のできない色んなアレコレを勉強できるのです。

そして、GPでその演奏家達が何をしようと思っているのかを見たり聞いたりして、それが本番の時にはどのように演奏されるのか…その変化を見る楽しみもできます♪
GPで苦戦していた箇所が演奏会で大成功すると、演奏者と同じように「やったねっ!」と思ったり、GPの時との演奏家の心情・精神状態の違いを感じて一緒にドキドキしたり…まぁ、楽しみも勉強もできるのです。
今日のオッテンザマーもとても勉強になりました。
バセットクラリネットという操るにはナイーブな楽器を吹くというだけでも、本番に持っていく集中力は並大抵の物ではないと思います。
今日は、特に精神力のもって行き方や演奏会前の心情の変化について考えさせられました。
彼の演奏するMozartのクラリネット協奏曲はとてもシンプルな歌いまわしで、私は昔から結構好きでよく聴いていました。
その日の出来などは差があるにせよ、彼が基本的にもっている音楽は本当に素晴しいと感じました。
今回は生でその音楽を感じる事が出来てよかったです♪
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Photo:リスト音楽院エントランスから1階へ続く階段


食べ物や、街の事ばかりで、全然音楽Blog じゃないじゃなぁ~い?
といわれそうですが、たまには私だってこんな風に真面目に書きますよ(笑


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by klarinette_hu | 2006-04-19 23:51 | 音楽・Zene
楽器のお医者様
季節の変わり目は風邪をひきやすく体調管理も大変なものですが、楽器だってこの季節とてもナイーブなのです。
木で出来ているクラリネットはちゃんと息をしていて(お家が生きているのと同じように)この季節寒かったり・暑かったり・乾燥したり・雨が降って湿気が出たりとするたびに変化を遂げ、人間がその変化に対応しきれない時のように楽器も対応しきれなくなります。

そして、私のクラリネットも体調(バランス)を崩してしまい全体的に音の抜けが悪くなってしまいました。
まるで人間の鼻づまりのように、吹いていても重たい…。
という事で、楽器のお医者さんであるリペアーマン(楽器調整技術者)のところに行って来ました。
症状を訴えて、ついでなのでちょっと気になっていたところも手を加えてもらいました。
とりあえずの応急手当をしてもらい、しばらく様子を見るつもりです。
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今回バランスを崩したのはBudapest歴1年目のA管クラリネットだったのですが、面白い事にBudapest歴4年目のB♭管クラリネットはバランスも崩れることもなく体調をたもっています。
ここへ来た当初ビックリするくらいバランスを崩して、ハラハラさせられたのに今ではすっかり慣れたのかびくともしません。
やっぱり、楽器も環境の慣れってあるのでしょうかね、私同様ちょっとやそっとじゃビクともせずタフになっています(笑

それにしても、手先の器用な日本人はリぺア技術も素晴しいですよね。
日本では技術者に頼りきりでしたが、こちらに来てからはある程度のリペア知識が必要だとヒシヒシと感じます。
日本人のように細かく見る習慣の少ないこちらでは、問題点を持ち主が訴えないといけないですからね。
自分の体は自分が、私の楽器は私が一番良く知っていなくてはです!

みなさんも、体調管理気をつけてくださいね♪


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by klarinette_hu | 2006-04-12 23:07 | 音楽・Zene
ZAK nap 2006!
昨日の日曜日は、リストアカデミーのオープンカレッジの日でした。
"ZAK nap 2006"とは ハンガリー語での "Zene AKademia"音楽院 "nap"日、すなわち 「リスト音楽院の日」です。
今年で3回目だったらしいのですが、私は今年が初参加です。
普段、演奏会以外では一般の方は入館禁止なので、演奏会時間でも見ることの出来ない各教室や施設を見れるとあって、なかなかの盛況ぶりでした。
確かに、一般の人がステージに上がってパイプオルガンを見たり、バルトークやコダーイなど、歴代の音楽家の教室を見ることは出来ませんものね。
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さて、午後2時からオープンカレッジは始まり、まずはセレモニーや教室などの紹介がおこなわれ、いよいよ3時からパフォーマンス&演奏会の始まりです。
これがなかなか面白い仕組みになっていました。
音楽院内の大ホール、小ホールはもちろん、主要な教室やリハーサル室、大先生の部屋やエントランスに至るまで、なんと10箇所で同時開催されるのです!!
各部屋には、モーツァルト、ベートーヴェン、リスト、バルトーク、室内楽、合唱、歌曲などなどのテーマがあり、その部屋ではその作曲家もしくは、編成の物しか演奏しないのです。
なので、一般の方は好きな部屋に好きなときに出入りして曲なり、部屋なりを見て回ります。
ということは、すなわち演奏していようが出入り自由なのです。
演奏メンバーは数曲掛け持ちもあるので、1つが終わると次の教室へ移動して、そのテーマの曲を演奏して回りました。 
一つの部屋でも遅れようものなら移動した次の部屋にも影響するので、まさしく分刻みという感じで動き回りました(笑

楽しかったのですが、なぜかどっと疲れが・・・(汗
何故かと言うと、大ホールはパイプオルガンの演奏が、小ホールはリスト大先生がテーマの演奏が、となると他の部屋は教室と言うことになります。
大きめといってもやはり教室なので、お客様は1メートルも離れていない距離にいて、しかも撮影自由だったのか、Mozartの部屋ではビデオカメラを持ったおじ様が・・・。
普通に撮ってくれればいいのですが、これが目の前を常に動き回る…、1メートル以内の範囲を動き回り、ピアニストにいたっては鍵盤のアップのために顔の横までカメラが来たとか!
私たちも、ある程度の人の出入りや話し声などがあるのは分かっていたし、覚悟はしていたものの…想定外の雰囲気に集中力もなにもわけがわからないまま、演奏が進んでいってしまいました(汗
そのおじさんをはじめ、私たちの演奏を気に入ってくれた方々もいてよかったのですがね。
室内楽の部屋では、Mozartの教室とはちょっと違った上品な客層でだったので落ち着いて演奏することが出来ました♪

大ホールのパイプオルガンをチラッと覗いた時には、「あなたは譜めくりしているのですか?」と言うくらいの近距離にお客様がいました(笑
なかなか、演奏者の近くで聞くことが出来ないし、こういった企画はいいですね!
楽しかったけど、あまりの疲れように昨日はBlogお休みしちゃいました。

そうそう、爆弾テロは無事回避されたようですが、やっぱり日曜日のBudapestの街中の雰囲気は、ちょっと違和感のあるものでした。
愛国心があるのはいいことだとは思うのですがね…。
無事に何事も無くてよかったです。


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~ Tegnap Koncert ~
■ ZAK NAP 2006 Nyílt a Zeneakadémián

15:50~ Ⅹ.Terem
W.A.Mozart : Zongora ötös ( Ob.Kla.Fg.Cor.Zongora)
16:40~ ⅩⅩⅢ. Terem
Darius Milhaud:Quartet (Fl.Ob.Kla.Zongora)
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by klarinette_hu | 2006-04-03 22:07 | 音楽・Zene
Mozartのカルテットリレー
今年は、Mozartの記念イヤーですよね。
Budapest春のフェスティヴァルもそれにちなんだ演奏会が組み込まれていました。
モーツアルトの弦楽四重奏作品を 6つの弦楽四重奏団がリレー演奏すると言う物です。

*Quatuor Mosaiques
*Carmina Quartett
*casal QUARTETT
*Petersen Quartett
*Hagen Quartett
*Lipcsei Vonósnégyes

以上のようなカルテットメンバー。
今日は、その中のハーゲンカルテットの演奏会でした。
フェスティヴァルのプログラムが出た時からとっても楽しみにしていた演奏会です。
想像通り、いや想像以上に素晴しい演奏会でした!
今回のフェスティヴァルはもちろん、ここ最近のBudapestの演奏会の中で一番面白くて、飛びぬけてクウォリティーが高い演奏会だと思います。
いやぁ~、室内楽ってこうじゃないとね!!と言われている感じがしてとっても刺激的でした。
4人がそれぞれの役割を十分理解していて、それなのにしっかりと存在をアピールしているし、4人の方向性が素晴しくぴったりと合っていると感じました。
一人があるパッセージを弾くと、それをまったく同じように模写して演奏していく。
これって、出来るようであそこまで完璧に出来ないんですよね~。
その繋がりがしっかり見えるから、モティーフがどこに隠れているか、どのように変化しているのかがほんとに良く分かって、まるでスコアが目に見えるようです。
Mozartが何を書いたのか本当に良く分かる。
なのに、硬くまじめな訳ではなくとても音楽的でおもしろい。
すごいなぁ~、あんなに作品を理解できるってすごいなぁ~。
オールMozartプログラムなのに、最初から最後までまったく飽きることなし。
すごいなぁ~、観客を惹きつける演奏すごいなぁ~。
もう、すごいなぁ~しかでません(笑
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春のガーデニング用きのこたち。  こんなにいっぱいあると毒キノコ?だけど、ちょっとあるとかわぃぃ♪

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by klarinette_hu | 2006-03-31 23:25 | 音楽・Zene
アートな夜
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最近のBlog内容がインテリア一色でしたが、今日は美術のお話。
市民公演の一角にあるOlof Palme Házで行われた展覧会に行ってきました。
"REALIZÁLT REALIZMUS" といって、今日から26日まで作品は展示されるのですが、今日はその初日でちょっとしたお披露目会がありました。
14名からなる芸術家達の集まりで、油絵画家・グラフィック作家・造形作家など、ハンガリーで活躍する人ばかりです。
さて、その14名の中には作曲家も一人含まれています。
BALÁZS ÁRPÁDが、その人。
そして、彼は残る13名の芸術家それぞれのイメージからこの展覧会のために作曲したのです。
1分~2分の小品が13楽章あり、それはクラリネット2重奏で書かれています。
各楽章の前には、画家の名前が呼ばれ、その人の作品から来るインスピレーション通りの音楽が流れます。
たとえば、上の写真はTÓTH ERNŐの作品「サーカス」ですが、彼の絵はどれも賑やかです。色使いが暗めでも何故かコミカルに見えてしまう。
やぎさんがヴァイオリン弾いちゃっていたりしますからね(笑
まさしく、その「くすっ」と笑ってしまうようなキュートでコミカルな音楽が奏でられるのです。
そして、PAYLIKOVICS IVÁNの作品「水鏡」
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上下を境に水に映る世界を表現しています。
彼のための楽章では、静かでゆったりと水の流れを想像させるメロディー、それは輪唱して始まり掛け合いながら最後にはお互いを写しあう水鏡の様にぴったりと合わさり静かに終わるのです。

まるで、「展覧会の絵」その物ですね。
クラリネット2本ですが、しっかりとハンガリー独特のハーモニーをつかった小品だったとおもいます。
演奏の前に作品を見て、終わってからももう一度作品を目の前にするとまた違った発見もあって楽しかったです。
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by klarinette_hu | 2006-03-08 22:37 | 音楽・Zene
ファゴットとコンピューターと
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今夜は、"Hősök tere"英雄広場 横にある"Műcsarnok"現代美術館内で行われた演奏会に行ってきました。
今日の主役は「ファゴット」
オペラ座のファゴット奏者でもあり、現代音楽のTrioグループでも活躍しているLakatos Györgyが中心となって開かれたものです。
彼とは夏のセミナーのときにTrioのレッスンを受けたのがきっかけで、リスト音楽院のファゴット科の先生でもあるので事あるごとにアドバイスを頂いています。
演奏会の題目は"ELEKTROKONCERTEK"といって、いわゆるコンピューターを使った内容。
会場も普通のクラシックコンサートとは違い、真ん中にスクリーンがあって、会場の壁際数箇所にはスピーカーが設置され、なんと照明は赤いランプです。

ハンガリーの現代作曲家の中でも、コンピューターミュージックとの融合作品は注目されている一つらしく、 今夜演奏された曲の作曲者(Sáry László・Sugár Miklósなど)の他にもLáng Istvanなどの顔ぶれが見られました。
コンピューターや打ち込まれたCDとのセッションだけでなく、スクリーンやインターネットなどを使ってファゴットの歴史をLakatos独特の面白い話術で紹介しながら、それにちなんだ曲も演奏されるのがまた面白い。
ファゴットの原型はかなり古い時代からあるのですが、1530年代のとある有名貴族(すいません、名前は忘れました)のパーティーでのお食事のお品書きがスクリーンに映されました。
その昔は、食事と食事の間に見世物などが繰り広げられたり、一楽章ずつを別々に時間を置いて演奏するなど、ゆっくりと食事が進められることもありました。
そしてなんと、そんな貴族のしかもかなり大きなパティーの3品目と4品目の間の余興として「ファゴットソロ」と書かれていたのです!!
今でこそ、ソロ楽器としてはあまり認知されにくい楽器ですが、その昔まだ他の楽器が発達せず無かった頃は、ファゴットはとても重宝されていたと言う結論の元(?)もしくはファゴット吹きとしてそれだけ注目を浴びたのが嬉しいという喜びの元(?)、1530年代の小品が演奏されました。こういう演奏会の流れ方は飽きもこなくていいですね。

そして、最後はSári Józsefのソロピースが演奏されて幕を閉じました。
クラリネットにも彼のソロ作品があるのですが、ファゴットソロとも共通する点が見つけられて、次にまた演奏する時にはこう吹いてみようかな?と言うようなアイデアをいくつかもらえてよかったです。
そしてなによりSári József本人も来場していて、終わってから少しお話できました。
私が想像していたよりもお若くて、とても優しそうな方でした。
曲からだけのイメージとはまったく違ったので、きっと次にはまた違う風に彼の作品を吹けることは間違いないと思います。
以前から一度お目にかかりたいなと思っていた作曲家なだけに、思いがけずお会いできて嬉しかったです。
私が今ここで勉強している事や、先生の名前などをお話しすると「じゃあ、近いうちに必ずまた逢えるね!」と言ってくださったので、その時にはもっといろんな事を聞けたらなと思います。
ほんとに嬉しかったな♪

と言うことで、終わってからご一緒した皆さんとお食事をして帰りました。
(写真は同じ会場で行われていた最新インテリア展からの作品です。)
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by klarinette_hu | 2006-03-04 23:26 | 音楽・Zene
気が付けば・・・
今日は2月最後の日だったのですね。
毎年の事ながら2月は早いです…というか、年末年始から今日まであっという間だったなぁ。
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という訳で、3日後にはひな祭りですよ。
写真のお雛様、実は小指サイズのとっても小さい物で、小箱の中に作られています。
日本人て、本当に器用ですね。

器用な血を持つ日本人の私の手なら、もう少し器用に動いてくれればいいのにな・・・。
と言うのも、思うところあって、あるコンチェルトを譜読みし始めました。
最近の学生さんだったらレパートリーとして勉強する曲で、確かに難しい曲ではあるのですが、なにが大変って譜読みが大変・・・。
この作曲家独特の音使いなので、一音ずつ確認しながら譜読みしなくてはなりません。
根気のいる作業です。
でも、もうちょっと若い頃はサクサクと譜読みが出来たような・・・。
音を見て指使いを確認して、そのパッセージをある程度吹けるようになるのにこんなに苦労したっけ??
これって、難曲のせいかな???
決して歳のせいだとかはまだ思いたくない・・・・・。

確かに、新曲を始めるのにはパワーがいりますね。
その昔、師匠も同じことをおっしゃっていました。
そういうのもあって、この曲を譜読みしようと思いました。
たぶん今しないと、今後出来なくなるだろうと思って。
それは、時間的にも体力的にも自分の意思とは関係無く、無くなっていくのが分かるからです。
自分は決して器用ではないので、パッと楽譜を見て自分にとって手ごわそうな物は、若さゆえの勢い(?)と時間のある今のうちに一度譜読みをしておきたくなったのです。
この心境の変化は何か焦りが出てきたのかな?(笑)

と言うことで、3月の始まりとともにこのコンチェルト、どっしり構えて譜読み頑張ります!
・・・・あまりの難しさに惑わされてか、今日は真面目な事書いてしまったな・・・。
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by klarinette_hu | 2006-02-28 23:45 | 音楽・Zene
Koncert
今日はEnsemble BELLの第一回演奏会がありました。
Budapestを中心に活動するハンガリー人と日本人演奏家による、演奏団体を結成し、そのお披露目公演でもありました。
メンバーを中心に様々な形態に変化して、室内楽を中心に演奏活動を広げていく予定です。
日本の音楽なども紹介できる場になるといいですね。
今日の詳しい内容はこちらです。
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外国にいると、日本のよさを改めて実感することが多々あります。
日本の紙も文化もその一つ。
今回、ちょっとしたお礼やお土産の品用にと、小物を買いに銀座 鳩居堂へ行きました。
このような鮮やかな色合いと模様は、他の国では見られない貴重な文化。
日本にいるときには、それほど気に止めなかったのに、最近はこれらの小物がとても愛しいと感じます。
そして、日本人の手先の器用さからまた別の文化と伝統芸術が受け継がれています。
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桃の節句用の和紙でできたすだれ。

都会の一角に生き続ける伝統文化がここにある。

~ Mai Koncert ~

■ Ensemble BELL the First Concert 16:00~ "a Régi Zeneakadémia Kamaraterem"
Beethoven : Zongora ötös 1.tétel ( Ob.Kla.Fg.Cor.Zongora)
Lyons : Sonata (Kla. Zongora)
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by klarinette_hu | 2006-01-29 23:33 | 音楽・Zene