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演奏会での素敵な贈り物その3
2007年 03月 29日
曇りがちなお天気でも、気温は温かいBudapestです。
春のフェスティヴァルもだんだん終わりに近づいてきました。 今夜は、国立ホールであった「ロシア国立フィルハーモニーオーケストラ」の演奏会に行ってきました。 やっぱり、私はロシアのオーケストラの音色が好きです♪ チャイコフスキーの交響曲4番も、やはりお国の人が演奏すると一味違う雰囲気になりますね。 先月聞いた、ウィーンフィルの弦楽器の音色も素晴らしかったけれど、ロシアの弦楽器がTuttiで弾きまくると、まるで嵐の中で風の音を聞いているような雰囲気で、緊張感があってこれもまた素晴らしい。 ウィーンフィルもロシアフィルも、その国のなまりが奏でる音楽に残っている感じがして私は好きなのです。そういう意味でハンガリーのオーケストラも好きですね。 さて、ずっと前の「素敵な贈り物シリーズ」の最後です。 これ、なんだか分かりますか? 実は、ずーーーーと私が「一度でいいからもらってみたい!」と公言していたもの。 それを知ってくれていた友達たちが、演奏会の日にプレゼントしてくれました♪ これは、"アヤンデーク・コシャール"(プレゼント籠)と言ってスーパーや贈り物屋さんにおいてあります。 見た目は、日本のお葬式のお供え物っぽくないですか?(汗) お値段は中身によって変わってきて、小さいものから大きなものまでさまざまです。 さて、その気になる中身は・・・・ * BBシャンパン * EGRI Bikaver 赤ワイン * チェリーリキュール * Jacobs エスプレッソコーヒー豆 * ミックスフルーツティー(紅茶の葉) * チェリーボンボンのチョコ * 板チョコ * チョコレート入りビスケット菓子 * チョコシガレット * 贈り物用チョコの詰め合わせ箱 以上、こういったお酒やチョコレートなどのお菓子が中心です。 では、なぜこういった商品ばかりが詰めあわされ、いたるところに売られているのでしょう。 私がこっちへ来てすぐの頃、この籠の意味が不思議でしょうがなかったのです。 誰かへの贈り物だったなら、こんなスーパーで買える商品ばかりではなく、もっと高価なものを詰めればいいのに・・・・と。 しかし、ある時私は気がついたのです!! お酒やチョコレート = 共産圏時代には高級品だった!と言うことに。 これらはすべて、西側の国でしか手に入らないものばかりと言うことに。 ・・・・ちょっとした衝撃でした。 今でもその名残が残り、物が豊富になった今もこれが贈り物として存在していることに。 そして、それを決定付ける証拠として「グッバイ、レーニン!」という映画にこのプレゼント籠が登場するのです。 1989年のベルリンの壁崩壊の前後8ヶ月が舞台。 熱心な共産党員だった母親がとあるショックで倒れ昏睡状態になり、目が覚めるまでの数ヶ月の間に壁は崩壊し世の中は変わってしまう。 幸運にも目を覚ますが、またショックを受けると危険な状態になるとの医師の言葉で、「壁の崩壊」を母親に知られないようにと奮闘する息子のストーリー。 この映画のために、この時代の食品や車、衣類などを徹底的に集めたそうです。 そして、母親の誕生日に教え子の少年合唱団がお見舞いにやってくるというシーンにこの「プレゼント籠」は登場します。 東西統一後に真っ先に旧東ドイツの人々がスーパーで買ったものは、オレンジ・バナナ・チョコレートだったと言うように、当時はハンガリーでもかなりの高級品の詰め合わせだったのでしょうね。 そして、これを知ってこの籠はハンガリーでしかもらう事はできない!と分かり、一度でいいからもらってみたいと思っていたのでした♪ 夢がかなって、かなりうれしいです。ありがとう!! しばらくは、このまま飾っておこうと思っています♪ どうですか?ちょっと面白いプレゼントでしょ?
by klarinette_hu
| 2007-03-29 23:23
| プレゼント・ajandek
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