気まぐれMagyar ~ハンガリーからの調べ~
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音楽やお料理などクラリネット吹きの日々徒然なるままに・・・ from ハンガリー 
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ハンガリーのケーキの歴史
毎日が暖かい日々で、まったく冬らしくないBudapestです。

ヨーロッパはバーゲンシーズン真っ只中で、観光客で賑わうヴァーツィ通りもいつもに増して賑わっています。
それを横目に、カフェ・ジェルボーでお茶をしました。
美味しそうなケーキに何を食べようか物色していると、お得なプレートを見つけたのでそれに決定です♪
f0015435_7314467.jpg
それが、こちら。
その名も「ジェルボーバリエーション」
3種類の代表的なケーキが少しずつ味わえるプレートです。
この3種類は、ハンガリーのケーキ屋に行けば必ずあるとってもポピュラーなものです。

まず、左端の白いケーキから・・・
"エステルハージトルタ (EszterházyTorta)" アーモンドクリームが中に挟まっています。
写真の物は3重ですが、昔はこれを何層も重ねるのがパティシエの腕の見せ所だったのだとか。

手前のキャラメルの乗ったケーキは"ドボシュトルタ (DobosTorta)"チョコガトーのケーキです。
このケーキのレシピは、なんと100年以上にわたって秘密にされています。
もちろん、他のお店でも作られているけれど少しずつレシピが違うとか・・・・。
ジェルボーのパティシエにしか伝えられていない秘密のレシピなんですって!

そして奥にあるチョコレートケーキ、これはウィーンでも有名な"ザッハトルタ"です。
ではなぜそれがココの代表的ケーキなのか・・・・それは、ハンガリー・オーストリア2重帝国だった時代の事、ジェルボーのこのケーキが美味しいとの評判で、もちろんその噂はシェーンブルン宮殿のあるウィーンまで伝わりました。
そのころ、世界中の芸術や美食が集まる華の都としてウィーンはとても栄えていましたので、レシピはもちろんパティシエ共々、皇帝のお膝元ウィーンへ呼ばれていったのです。
その後、このレシピを基にあのホテルザッハーのパティシエがこのチョコトルタを作り、その後「ザッハトルタ」として名を広めたのでした。
今日、世の中ではこのケーキについて「ザッハーかデメルか?どちらが本家?」と言われていますが、もともとの本当の本家はハンガリーなんだよ! と言うのが、ハンガリー人の密かな自慢なんだとか。

どこまでが本当なのか私にもわかりませんが、まんざら嘘ではないような気が私はします。
だって、最初のエステルハージケーキは、もとはアーモンドケーキと呼ばれていたのですが、モーツァルトのパトロンでもあり、ハンガリーにもお屋敷のあったエステルハージ公の名前を頂くくらい美味しいと評判だったし、100年間もレシピを門外不出にするくらい美味しいそのケーキが、もし外に漏れるとお店の経営にまで響くと考えたくらい、そのころのハンガリーでのケーキ文化は繁栄していて素晴らしい物だったと考えられるからです。
きっと、ハンガリーを愛したエルジェベート王妃(シシー)もこ、れらのケーキを食していたのでしょうね。

ハンガリーのケーキはとても甘く、しかも大きいです。
日本人の方にはもしかすると重く感じるかも・・・・。
旅行先で「おいしい物をいっぱい食べたいけれど食べきれない」と言う事は良くありますよね。
でも、一皿で3種類の代表的なケーキを食べられるので、これはお勧めです♪
プレートに書かれた、チョコとジャムのデザインも素敵ですよね!



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by klarinette_hu | 2007-01-09 23:25 | お菓子・sütemény